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 ジェット・リー

 ジェット・リーは、1963426北京生まれ。8歳から武術を学び、中国全国武術大会において、5回連続で総合優勝の実績を誇り、“中国武術界の至宝”と呼ばれた北派武術の達人。

 その並外れた身体能力を活かして
『少林寺』(82年)で映画デビュー(リー・リンチェイ名義)後、一時期不遇の時を送るが、91年に近代中国武術の偉人・黄飛鴻の活躍を描いた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』91年)に主演し、この映画の大ヒットで電撃のカムバックを果たす。

 以後、『ワンス/天地大乱』(
92年)、『ワンス/天地争覇』(93年)、あるいは『ターゲット・ブルー』(94年)とたて続けに話題作に主演し、“功夫皇帝”の称号を得る。

98年には『リーサル・ウェポン4』(98年)でハリウッド進出に成功し、『ロミオ・マスト・ダイ』(00年)、『ザ・ワン』(01年)、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(01年)など順調にキャリアを積む。久々の中国系映画出演となったチャン・イーモン監督作『HERO/英雄』(03年)でドニー・イェン相手に素晴らしいアクションを披露。2006、同年公開された映画『SPIRIT』(06年)を最後に武術映画から引退すると公言。

リーのアクションは、全体的に少林拳が中心で、補助的に太極拳八卦掌の風格 (身法の軸は少林拳のままである) を併用する事が多い。武器術は長拳的である。『ザ・ワン』では、柔と剛を象徴して、柔は八卦掌中心、剛は形意拳を中心に演じている。
 夫人は元女優の二ナー・リー。




              『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(01年)



 ロミオ・マスト・ダイDVD紹介 おすすめ度:★★★★

 この作品は『マトリックス』のスタッフと組んで放つスーパー・アクション。

 オークランドで何代にもわたって激しい対立を続けてきた2つの血族。黒人系ギャングとアジア系ギャングの抗争が続く中、アジア系ギャングのトップの息子ポーが殺される。

 彼の死は、香港の刑務所に服役中の実の兄ハン(ジェット・リー)の耳にも届いた。ハンは独力脱獄を決行し、アメリカへ戻ってくる。

 かつて伝説の名刑事でもあり、身内からアウトローの扱いを受けているハンは、事の真相を知ろうと奔走するが、謎は深まるばかりだった。やがて彼は、黒人組織だけではなく、正体不明の別の殺し屋の一味からも命を狙われるようになる。

 狙撃者の魔の手は、労働者がひしめく沿岸地帯を越え、どこまでも追ってきた。黒人組織の執拗な敵意。身内からの非情な裏切り。孤独な戦いを強いられるハンだが、彼は武器だけが頼りのギャングたちとは決定的に違っていた。

 強靱な肉体を持ち、瞬時に相手を死に至らしめる武術の達人
---存在そのものが殺人兵器である男、それがハンなのだ。彼の視界に入ったものは、死を覚悟しなければならない。

 そんなハンに、意外な協力者が現れる。彼女の名はトリシュ(アリーヤ)。黒人組織の首領アイザック・オーデイ(デルロイ・リンドウ)の娘だった。彼女は無意味な抗争に終止符を打とうと、ハンと行動を共にするのだが・・・。





 SPIRITDVD紹介 おすすめ度:★★★★

100年前の中国に実在した伝説の武闘家、霍元甲(フォ・ユァンジア)を主人公にしたマーシャル・アーツ・エンタテインメント。1910年に上海で開催された史上初の異種格闘技戦を壮大なスケールで描く。

 優れた武術家を父に持つ少年フォ・ユァンジア。強さに憧れを抱くフォだったが、息子が同じ道に進むことを嫌った父は稽古をつけることを拒み続けた。

 だが、彼は秘かに鍛錬を積み、やがて天津一の格闘家へと成長する。高まる名声とともに傲慢さも増したフォはある日、大ケガをした弟子の仇をとろうとして、怒りのあまり相手を殺めてしまう。

 しかし、その報復がフォの家族に及んだとき、フォは絶望の果てに天津を離れ、放浪の旅へと出るのだった。そして、数々の苦難の末にフォは本当の強さというものを知る。

 ついに彼は天津に帰る決心をする。そんなフォを待ち受けていたのは、世界中から戦いの猛者が集い開催された世界初の異種格闘技の大会だった。



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